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677話

「前に見たって？体？」肖澜はすぐに思い出した。あの豪雨の日、服がすべて濡れてしまい、薄手のワンピースの上に一剣のTシャツを羽織っただけで、太ももの付け根から下はほぼ裸同然の半透明状態だったことを。

肖澜は少し不快になった。この若者は下心があるようだ。何か言おうとした瞬間、彼は突然背を向け、慌てて言った。「澜姉さん、すみません。僕が悪かったです。余計なことを考えるべきじゃなかった。先に行きます」

彼の正面には丁度姿見の鏡があり、全身が映っていた。肖澜はすぐに彼が動揺した理由を理解した。彼の下半身にテントが張っていたのだ。そしてその時、二人の視線が鏡の中で交わった。

自分の窮状が露呈したこと...