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672話

「澜姐は長い間エッチしてないから、王偉と一回させてあげてもいい?」

肖澜は今夜、寝返りを打ち続けていた。義理の妹の小雪が帰る前に、自分の夫である王偉を貸し出して肖澜とセックスさせることに同意すると言ったことが、恥ずかしくも心を揺さぶっていた。自分が頷くか、ドアを開けておくだけで、久しく忘れていた性の喜びを味わえるのだ。

昨日、偶然王偉と親密に接触したことで、眠っていた性欲が目覚めてしまった。まるで静かな水面に石を投げ入れたように、波紋が広がっていく。その中心は自分の奥深くにあり、全身の細胞にまで波動が伝わっていった。

彼女は夫の小剣よりもずっと太く長い、あの逞しい男根を忘れられなかった。...