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542話

二本の脚が逆三角形の二辺のように次第に現れ、頂点に近づくところで画面の動きが止まった。下方にはほんの少しの隙間があり、ちょうど動いている手の一部、手の甲が見えていた。

「おお、興奮するよ、小雪。君の手が動いているのが見えるよ。前の入り口を指で出し入れして、水音も聞こえる。たくさん濡れてるね」

「前がすごく疼いてるの。涵お兄さんのをここに入れて欲しい」

「小雪の前ってどんな感じ?涵お兄さんに見せてよ」

小雪のかろうじて残っていた理性が拒否させ、彼女は呟いた。「ダメ...挿入だけ...」

「じゃあ、指についた愛液を見せて。涵お兄さんに舐めさせて」

「うぅ」小雪は両脚を震わせ、再び透明な...