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504話

「叔、映画つまらないと思ってる？あなた、ずっとそわそわしてるけど、全然映画に集中してないみたいね」と小雪が言った。

「ああ、好みのタイプじゃないんだ。この年になると、刑事ものやアクション映画ならまだいいんだが、こんな目まぐるしい映像で、言葉も分からないとなると、うとうとしそうになるよ」

「だから他の楽しみを探してたのね」小雪は小強を静かに渡しながら言った。「じゃあ、叔父さんに何か手持ちぶさたにならないことを。寝ちゃわないように。あと数十分我慢して最後まで見ないと、せっかく来たのに無駄になっちゃう」

「ああ、お前は見てなさい」

老劉はあのカップルの方を見るのをやめ、小強を抱いて背中を優し...