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459話

小雪は水を一口喉に詰まらせ、咳き込んだ後に言った。「おじさん、腕疲れてません?腰を支えるの力入りづらいでしょう?よかったら脇の下から支えてみては」

脇の下から持ち上げれば確かに力が入れやすい。劉さんは頷きながら素早く手を彼女の脇の下へ移動させた。ところが小雪は「くすくす」と笑いながら腕を閉じて脇を締め、水中で両足をバタつかせ、身体をもがく。水しぶきが四方に飛び散った。

「おじさん、手を離して…ダメ、くすぐったいの」

劉さんは慌てて手を引いたが、すると彼女の体が沈み始めた。反射的に片手で彼女の胸を抱き留めると、豊かで柔らかな双丘がしっかりと腕に押し付けられた。その弾力と柔らかさといったら言葉...