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452話

「おじさんはずっと私が物事をよく分かってるって言ってたじゃない。少しは私を見習えないの?」小雪は彼を一瞥して言った。「おじさんは私に罪悪感がないと思う?あるわよ、あなた以上に。私は人を寝取った、しかも夫の実の叔父を。私が裏切ったのは家族全体よ。もしこの件を表沙汰にしたら、私は若い女として皆から袋叩きにされるわ。でもあなたは死にかけの好色なおじいさんでしょ?恥をかいたところで、あとどれだけ生きるの?おじさん、言い方はきついけど、これが現実よ。比べれば、私の方がずっと大きなプレッシャーを抱えてる。私たちの約束は、秘密にしておけば、それは私たち二人だけの独立した出来事だってこと。私たちのことで家族に...