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442話

「モモ」と呼ばれたとたん、劉おじさんはビクッと身を震わせた。小雪が意味ありげな笑みを浮かべながら彼を見つめ、言った。「おじさん、ぼーっとして何考えてるの?」

「行くよ、行くから」

劉おじさんがバスルームに入り、ドアを閉めようとした時、小雪がまた声をかけた。「閉めないで。私は小強を寝かしつけたら、すぐ入るから」

彼女もすぐ入ってくる――劉おじさんの心臓が激しく鼓動し始めた。頭の中である声が囁いた。「すべての仁義道徳や倫理観は、性欲の前ではひとたまりもない」

くそくらえ、仁義道徳も倫理観も――劉おじさんは心の中で罵りながら、急いで服を脱ぎ捨て、体中を丁寧に洗い始めた。小雪が入ってくる前に、...