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440話

「おじさん、持てる?もし無理なら私が持つけど」

「大丈夫だよ。君を見てごらん、ハイヒールなんて履くべきじゃなかったんだ。ただ歩くだけで顔を赤くして息を切らしているじゃないか」

老劉は心の中でつぶやいた。もし見間違いでなければ、さっき彼女の下着が黒くて見覚えがあるものだった。それは自分が洗って、ルールを決めるために使ったパンツのはずだ。彼女はそれを受け取ってすぐに身につけたんだ。お風呂にも入らずに下着を替えるなんて、何のためだろう?

実はこれは小雪が自分で決めたルールだった。リモコンバイブとこの老劉が手洗いした下着は、彼のためだけに用意されたもの。この二つのアイテムは絶対に王偉の前には現れない...