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270話

しかし王升は何も言わず、突然手を伸ばして王青青をぎゅっと抱きしめ、顔を上げると王青青の小さな唇に自分の唇を重ねた。

「んっ?んん…」王青青の頭はその瞬間フリーズした。なぜ急にこんな展開になったのか理解できず、慌てて叔父を押しのけようとした。しかし酔っていても、男女の力の差は歴然としていた。王升は王青青をしっかりと抱きしめたまま、酒の匂いの強い舌で王青青の口内を侵食し、まるで蜜蜂が花の蜜を吸うように貪欲に王青青の唾液を飲み込んでいった。そして両手は王青青の背中を上下に撫で回し、やがてその丸みを帯びた豊かな尻へと移動し、暗示的に揉みしだいた。

「やめて…」必死の力で叔父を押しのけた王青青は振り...