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26話

「だけど、彼が知るよしもなかった。蘇雪は怒るどころか、こっそり彼の牛乳を飲んでいたことを。

蘇雪の心境も相当複雑だった。一方では劉おじさんとの関係を元に戻したいと思いながらも、もう一方では彼に自分の服で悪いことをされたいという願望が密かに芽生えていた。

キッチンの入り口に立ち、劉おじさんが中を覗くと、魅惑的な曲線美を持つ蘇雪がエプロン姿で野菜を洗っていた。後ろ姿からは丸みを帯びた突き出た曲線がはっきりと見て取れる。

劉おじさんの目はたちまち釘付けになった。蘇雪の突き出た部分にシワひとつないことに気づいたからだ。これは彼女が下着すら着けていない可能性を示していた。

彼が知らなかったのは、彼...