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240話

挿入できないものがなくて悲しみに濡れてしまった。

残念に思っても仕方ない。まさか本当に王青青の下を挿すわけにもいかないだろう?

できないと分かっているのに、王升は心の奥底から悪魔の囁きが聞こえてくるのを感じた。その声はうねるように邪悪で、まるでエデンの園でアダムとイブに禁断の果実を食べるよう誘惑した蛇のようだった。彼の心臓は不安に高鳴った。

「できるよ」と、それは彼に囁いた。

王升は頭を振って、その魅惑的な声を振り払おうとしたが、かえって鮮明になるばかりだった。

冷水シャワーで火照りを冷ますことにしたが、あいにく洗濯かごに王青青の衣類が詰め込まれているのが目に入った。ピンク色のパンティがかごの...