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211話

陳留は早朝から老劉が出かける時間を見計らい、玄関先で王青青が来るのを待っていた。

王青青は今日、ボヘミアン風のロングスカートを身につけ、歩くたびに優雅に揺れる姿に、朝から首を長くして待っていた陳留の目は釘付けになった。もともと艶やかな容姿の王青青は、この頃ずっと男に潤されて、まるで蕾から花びらを広げ始めた花のように、少女の清純さと初々しさを保ちながらも、大人の色気が加わっていた。

王青青が本当に来たのを見て、陳留のシワだらけの樹皮のような顔に不敵な笑みが浮かんだ。

「王青青、叔父さんはもう待ちくたびれたよ」王青青が入るなり、陳留はすぐにドアに鍵をかけ、両手で急いで王青青を抱きしめ、滑らか...