危険な喜び

102話

「あまりにも苦しくて、でも林讓は喻少裴を起こすのが怖くて、その苦しみを耐え、少しの声も漏らすまいとした。車体が激しく揺れ、顧楷は容赦なく、林讓は口を開けたまま、痛みに声を上げようとしているようだった。顧楷は指を伸ばして林讓の口腔に入れた。

Omegaの目は潤み、口角からは止まらない涎が流れ、みすぼらしくも色気があった。顧楷は林讓の腸の奥深くで射精し、挿入したままの姿勢で二人の体勢を回転させ、林讓は強制的に顧楷の腰の上に跨って座らされた。

突然の天地回転で肉穴がさらに引っ張られ、林讓は顔を下げて意地悪く顧楷の肩に噛みついた。

顧楷は痛みを感じながらもさらに興奮した。「小讓讓、俺の方が喻少裴...