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76話

鐘叔と支配人は私たちを部屋まで案内した後、何か必要があれば直接自分たちか、あるいはスタッフを呼ぶように言って立ち去った。

彼らが去ると、女の子たちはそれぞれの部屋に戻り、はしゃぎ声を上げていた。私は自分の部屋を簡単に確認した後、すぐに林夏を探しに出かけた。林夏は部屋で荷物を整理していたので、すぐに手伝いに行った。

彼女は不機嫌そうに言った。「あなた自身には片付けるものもないのに、こんなに世話を焼いて。また何か悪だくみしてるんじゃないの？」

私はへへっと笑いながら「そんなことないよ、そんな腹黒く考えないでよ。お前は俺の彼女なんだから、手伝うのは当たり前だろ」と言った。林夏は「ちっ」と舌打ち...