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46話

「そんな言葉を聞いて、宋義康が呆然としたのはもちろん、俺も驚いた。張明が俺を助けに来たなんて。俺は彼を見つめ、なぜそんなことをするのか理解できなかった。俺たちは一度も言葉を交わしたことがなく、何の繋がりもない。なのになぜ彼は理由もなく俺を助けるんだ？」

宋義康もその時、困惑した様子で尋ねた。「明兄、俺とこのクソ野郎の間の恨みを知ってるのに、なぜこいつを助けるんだ？」

張明は笑いながら再び彼の肩を叩き、「もう聞くな。お前が俺を友達だと思うなら、この顔を立ててくれ」と言った。

宋義康は俺を睨みつけ、明らかに納得していない様子で言った。「断ったらどうする？」

張明の表情がすぐに冷たくなり、黙...