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398話

小胖は少し間を置いて、おそらく私が心配しないようにと言っているのかもしれないが、わざと言った。「東兄、安心してくれよ。大熊は暁暁のことを愛してるんだ。彼女を傷つけたりしないさ。そうじゃなきゃ、あの夜、なんでお前だけを狙って暁暁を見逃したりするんだ？」

小胖がそう言うと、私の心は少し軽くなった。それを見た彼は急いで弁当箱を開け、私に言った。「東兄、まずは何か食べろよ。このままじゃ暁暁を見つけても、助ける力もないぞ」

言われて頷いたものの、数口食べただけで胸が悪くなり、箸を置いた。それを見て小胖はため息をつき、何も言わなかった。

私は携帯を見つめ、どうしてまだ動きがないのかと思った。小胖がま...