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124話

もう冬に入り、試験と冬休みまでの時間もだんだん近づいてきた。あの縮れ毛との一件以来、僕たちは一時的に学校の人気者になっていた。実際のところ、これは大熊の光を浴びただけなんだけど、だから大熊に取り入って知り合いになりたいって人も結構いた。

もちろん、僕に取り入ろうとする奴らもいたけど、僕は大抵適当に愛想よくするだけだった。でも大熊は意図的に彼らと付き合っているみたいだった。彼は僕に言った。こういう連中が必要なんだと。必ずしも頼りになるわけじゃないけど、学校で頭目になるなら自分の手足が必要だって。

彼がそんなに頭目になりたがってるのを見て、ちょっと理解できなかったけど、それでも僕は忠告した。「...