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793話

静寂が流れた。

答えを待つ時間は最も煩わしい。

「私の下半身を触ったわ」前にいた従妹が答えた。これは楊羽の予想通りで、彼は急いで前方へ向かった。

案の定、李芸熙を見つけた。顔は依然として見えないが。

「早く出なきゃ」楊羽は芸熙の手を引きながら壁伝いに前へ進み、ついに一つの扉を発見した。

扉とは、実に興味深いものだ。

時に天国への入り口となり、また時に、地獄への直通路となる。

李若蘭たちは二階へ上がり、楊羽の姿を探しながら呼び続けていたが、楊羽はそもそも二階にはおらず、逆に一階にいたのだから、聞こえるはずもない。

二階には多くの部屋があり、その構造は中国の伝統的な部屋とは少し異なっていた。だが扉...