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648話

「いいよ、我慢するなら。どうせ中間試験が終われば、お前の妹は俺のものになるんだからな」楊羽は得意げになった。李若水が自分のものになってくれるなら、好きな時に抱けるようになる。もう毎日こそこそと危険を冒して欲求を満たす必要もなくなる。

だが、どんな男も浮気を面倒だと思うだろうか?どんな男も自分の彼女に飽きないだろうか?どんな男も日々違う女を抱きたくないだろうか?

楊羽はかつて、中学三年生のクラスの女子全員を一人ずつ抱いてやると豪語していたが、後になってそれが無理だと気づいた。

今や、この素晴らしい願望は来学期まで持ち越すしかない。来学期は新入生を教えることになる。中学一年生の新入生だ。皆ま...