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604話

杨羽は夢の中で恐怖を感じていたが、それはあくまで夢に過ぎなかった。

体が熱くなり始めた。

杨羽はずっとベッドの女性が李若水だと思い込んでいたため、理性はなくとも潜在意識の中で、獣のような本能が飢えたように渇望していた。特にこれほど多くの酒を飲んだ後では。

李若水は触れられて体中が落ち着かなくなり、酒に酔ってなにも分からず、完全に本能のままだった。

杨羽はもうどうしたらいいか分からず、ただベッドの上の李若水の服を脱がそうとした。李若水はまったく感覚がなく、あっという間に裸にされてしまった。二人の裸の肌が密着した瞬間、たちまち火花が散った。

浴女村の夜はいつもと同じように静かで、今夜は裏山さえも静...