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557話

「お姉さんがいるなら、もちろん彼女が決めることね。次姉は口出ししないけど、もう一度抱かれるかもと聞いて、蜜を舐めたような心持ちだった。

白雪が一番恐れていたのは、杨先生に処女を奪われたことが両親に知られることだった。知られたら殴り殺されるに違いない。今、解決策があると聞いて、もちろん安心した。

……

しばらくして、杨羽は服を着終え、振り返って三人のベッドの上で完全に征服された女たちを見つめ、薄く微笑んで部屋を出た。

くそっ、ドアを閉めた途端、懐中電灯の明るい光線が自分の顔に当てられた。

「杨先生、こんな夜中にどうしてここに?」

杨羽は眩しい光から目を手で覆い、よく見ると、なんと白雪の母親だった...