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553話

「電気をつけて、ドアを開けて」

「白雪、あんた」義姉が飛び込んできて何か言おうとしたが、義理の次姉も上半身裸で、間抜けな笑みを浮かべているのを見つけた。

「お姉さん、こんな遅くに、まだ...」次姉は義姉の前では急におとなしくなった。義姉は単なる気の強い女というだけでなく、村一番の口の達者さでも知られていた。

「次姉さんもここにいたの?」義姉は驚いた様子だった。白雪はすでに布団に潜り込み、二人で寝ていて、しかも服を着ていない。義姉は額を叩くと、瞬時に事態を理解したようで、呆れ笑いをしながら言った。「白雪、次姉さん、どうしてあなたたち女同士で好きになるの?あぁもう、こんなこと噂になったら、うち...