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456話

「一回いくらだ?一晩はいくらだ?」楊羽はこれで分かるだろう、もう演技はいらないだろうと思った。

「ちょっと、私そういう商売してないわよ」女性はそう返してきた。

楊羽は聞いて驚いた。商売じゃない?じゃあ愛人探しかな?

「売春じゃなくて、パトロン探しってこと?」楊羽は考えた。たとえパトロンになるにしても自分には養う余裕がないな。起業が成功したら、その時こそメディア大学の女子大生を何人か囲ってみようか。

「私結婚してるのよ、何のパトロンよ」相手は返した。他の人なら、楊羽のこんな言い方にとっくに怒って拒否リストに入れているだろう。

間違えた?売春婦じゃないのか?楊羽は心の中で思った。

「プ...