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454話

ベッドに戻ると、楊羽の脳裏にはさっきの張美若の黒い三角地帯がまた浮かんできた。毛は劉寡婦のようにびっしりとは生えていなかったが、それでもかなり生えていた。

楊羽はその春の景色を見て、心の中では嬉しくてたまらなかった。

一方、張美若も帰宅後、頭の中はあれでいっぱいだった。彼女が楊羽のアレを見たのはこれが初めてではない。学校のトイレから教室、そして先ほどの洗面所まで、いつもそのシーンが思い浮かぶ。張美若だって普通の人間だ。そういうものを見れば考えるし、考えれば当然反応もある。ベッドに横になると、もどかしさを感じ始めた。

楊羽は町に入るとすぐに携帯の電源を入れた。田舎では本当に退屈で、娯楽がまっ...