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451話

「もしかしたら次の学期はたくさんの白い太ももが見られるかもね」

「杨先生、何か褒美はあるんですか?」この女子生徒たちときたら、褒美のことしか頭にない。みんな杨羽に毒されてしまったようだ。

「もちろん褒美はあるさ。でも中学校卒業試験の後だ。試験が終われば三ヶ月近くの夏休みがあるだろう?どこに行きたいか言えば、杨先生が連れて行ってやるよ」杨羽は今は彼女たちに卒業試験で良い成績を取ってほしいだけだ。それ以外のことは後回しだ。

「私、海辺の砂浜に行きたいです!」韩清芳が真っ先に答えた。砂浜は彼女がずっと行きたかった場所だ。でもこの山村から海辺に行くのは簡単なことではない。

「いいわね、私も行きたい」張...