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377話

「杨羽のこの一連の推理が彼を興奮させた。まるで変態犯人の尻尾をつかんだような気分だった。この尻尾をしっかり掴んでいけば、いずれその醜い全身を引きずり出せるはずだ。

「確かに今までの疑問点をいくつか説明できるけど、まだ単なる推理に過ぎないわね。解けていない謎もある。なぜ顔の皮を剥ぐのか、それはどんな心理なの?被害者はこの中でどんな役割を果たしているの?単なる発散の道具なの?私たちは証拠を見つけないと。直接的な証拠よ」

杨羽は冷静さを取り戻した。この推理はまだ始まりに過ぎない。

あの言葉は本当だった。知れば知るほど、この世界の恐ろしさを感じる。

「この仮説に沿って進めれば、変態犯人が被害者を...