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362話

「もし持ってきていたなら、また考えよう。チャンスがあるかどうか見てから」

しかし、しばらく探っても見つからず、楊羽があきらめかけたその時、突然。

突然、カバンの隠しポケットに手が触れ、丸いガラス瓶のようなものが楊羽の手に掴まれた。楊羽は一気に興奮した。「くそっ、まさか媚薬を持ってきていたなんて！」

楊羽は本当に泣きたい気分だった。持ってきていたと早く気づいていれば、何か計画を立てられたのに。今となっては皆すでに眠っており、食事もなく、まったくチャンスがなくなってしまった。はぁ、楊羽は仕方なく頭を振った。

自分が悪い、先を見越して準備しておくべきだった。

楊羽は失望と後悔を抱えながら徐々に眠りに...