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357話

杨羽が目の前を通り過ぎる時、その体格と鍛え上げられた筋肉を見て、心が少し揺れ動いた。マッチョな男性は、ずっと韓清芳の好みのタイプだった。杨羽の胸筋は人を押し潰せるほど大きく、腹部の人魚線もくっきりと浮き出ていて、韓清芳は一瞬で呆然とし、こっそりと何度も視線を送っていた。

沈菲菲の杨羽への気持ちは、いつも心の中に秘めたままで、決して表に出すことはなかった。紫舒のように、杨羽のようなイケメンを見ただけで舞い上がり、初めて家まで送ってもらった時に、途中の野外でやられてしまうようなことはなかった。また、芸熙のように喜怒哀楽を顔に出し、ちょっと嫉妬すると目を真っ赤にして、いつも杨羽に慰めてもらわなけれ...