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329話

李雅熙はその黄色い雑誌を手に取ると、適当に引き出しに押し込んでそれで終わりにした。どうせ彼女はこんな高尚なものを見るはずがないし、興味もない。彼氏もいないし、彼女は全く焦っていなかった。どうせ前に姉がいるんだから。

その黄色い雑誌は静かに引き出しの中に横たわり、次は誰の手に渡ることになるのか、誰にも分からなかった。

翌朝。

杨羽は韓さんの様子を見に行かなければならなかった。昨夜彼女が突然消えたのは何故だろう。もしかしたらあの変態に連れ去られたのなら危険だ。しかし二度も韓さんとの情事が成功しなかったとは。もしかしたら熟女の味を知る運命はないのかもしれない。

「変態なんて、私みたいなおばさ...