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197話

「そんなことないよ!」小美は見抜かれて顔を更に赤らめ、靴を脱いでベッドに上がり、教科書を手に取ると机に寄りかかって宿題を始める準備をした。

杨羽は笑いながら、急に理解した。なるほど、こんな幼い年齢なのに、前回自分が彼女を抱いた時、しかも初めてだったのに、この子はずっと自分が彼女の母親とするシーンを覗き見ていたのだ。欲情してしまうのも無理はない。

「前回の生殖に関する章、全部理解できたかな?」杨羽はこの子が早熟になった理由が分かり、からかう機会を逃すつもりはなかった。

小美は赤面しながら、言葉を詰まらせて答えた。「う、うん、わかったよ」

こんなに空気が読めないとは。杨羽は心の中で思った。...