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1620話

「はぁはぁ」と犬のように荒い息を漏らす男が女の股の間にいた。必死に腰を動かしているようだが、その村の女はまだ満足していないようだった。

「あぁん、李書記、もっと力入れてよ」村の女は口を開けて喘ぎながら、長い脚を李書記の腰に絡めていた。春の光景が惜しげもなく広がっていた。

ただ、女の最も秘めた部分は李書記の体に隠れて見えず、楊羽はもどかしく感じていた。

「もっと激しくしてよ。めったに私の夫も貴方の奥さんもいないんだから、そんなにもたもたしないで」女は冗談めかして言った。

なるほど、不倫している犬男女というわけか。

楊羽は李書記に対していい印象を持っていなかったが、まさか白昼堂々、妻が留...