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1568話

杨羽は時々学校で思い立つと、李碧をトイレや林に連れ込んで遊び、思うがままにした。李碧は決して拒まなかった。彼女自身が言うには「私はあなたの彼女だもの、元々あなたが遊ぶためにいるんだから」と。

なんて自覚の高い言葉だろう。

「冬休みは俺ここにいないから、会えないぞ」杨羽は冬休みの計画をとっくに決めていた。

「え?どこに行くの?」李碧はまた落胆した様子だった。

「浴女村だ」杨羽は三文字で答えた。

この地名を李碧は一度も聞いたことがなかった。村の名前を聞いただけで、なんだか怪しい感じがした。彼が何をしに行くのか分からなかったが、もしかして彼の故郷なのだろうか。しかし今はそんなことはどうでも...