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1533話

馬芳芳の呼吸は急に荒くなり、心臓の鼓動が速まった。雌性ホルモンが急上昇するような感覚が彼女を包み込む。

「先輩、遊びたいの?」楊羽は率直に尋ねた。こんな下品な言葉は、以前の彼なら決して口にしなかったものだ。

馬芳芳の顔が赤く染まり、楊羽を見つめながら答えた。「別に…そんなことないわ」

楊羽は先輩の心臓の鼓動と、胸の上下する動きを感じ取っていた。自分は媚薬じゃないのだから、どんな女性も自分の前で発情するわけではないだろう?

「彼氏はいるの?」

「いないわ」

「最後にエッチしたのはいつ?」楊羽は大胆に尋ねた。

馬芳芳はもごもごと言い淀んだが、楊羽の魔力に威圧されたかのように答えた。「...