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1507話

「倪雅思の手は止まらなかった。

「疲れたよ、また今度にしてくれ」夫は彼女の手を引き離すと、背を向けて眠りについた。

倪雅思は確かに真面目な女性だったが、彼女のような年齢の人妻となると、生理的な欲求はますます強くなっていた。

中には夫に隠れてこっそり行動する人妻もいるが、倪先生にはそんな勇気はなく、性的な空想に頼るしかなかった。今夜の空想の対象は楊羽だった。

あの日、トイレで叱りに行った時、彼女は中に入っていた。その角度と視界から、楊羽と陳佳瑩が戯れているのが見えてしまい、その場で彼女は驚愕した。

あれほど大きいものを見たのは初めてだった。

しかしこれはただ倪先生の頭の中の想像に過ぎず、倪先生は...