田舎の風情

1409話

「でも、考えたら、女の子を傷つけるわけにはいかないよな」

そう思った矢先、蘇琪が振り向いた。二人は向かい合い、間近で見つめ合っていた。

「先輩、本当に綺麗ですね」楊羽は突然そんなことを言った。

「綺麗でも彼氏いないけどね」先輩は答えると、なんと大胆にも恥じらいもなく言った。「あなた中学三年生なのに、あれがそんなに大きいの？」

「あれって？」楊羽はすぐには反応できなかった。

「あれよ。他になにがあるっていうの」蘇琪は恥ずかしくて後輩の顔を見られなくなった。

楊羽は布団の中を見て、困ったように言った。「すみません先輩、僕、あの、先輩があまりにも綺麗だから、反応しないわけないじゃないですか」

「ふふ...