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1408話

先輩の蘇琪が後輩の楊羽の美しい体のラインを見た時、一瞬固まった。

蘇琪は慌てて両脚をきつく閉じ、全身が落ち着かなくなった。

楊羽は床を見て、さっき綺麗に拭いたところだったので、服を一枚取り、床に座り、寄りかかって、もう寝る準備をした。

灯りが消えた。

蘇琪はどうしても眠れなかった。

「寝た?」先輩が突然小声で尋ねた。

「どうしたの?」楊羽が先輩に気がないなんて嘘だが、彼は好色だったり人の弱みに付け込むような人間ではなかった。以前、葉琴琴をトイレに引っ張って一戦交えたのは、二人の間に既に感情の基盤があったからだ。

楊羽と葉琴琴は中学校の卒業試験の後、短い恋愛関係があったし、葉琴琴が自分を好きだと...