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1237話

杨羽がその生物の姿をはっきり見た時、胸がむかつくほど吐き気を催した。この世にこれほど気持ち悪い生き物が存在するのか？その皮膚は脂ぎった白色で、湿っぽく滑らかで、まるで皮を剥いたばかりの芋の表面のようにねっとりしていた。形はオタマジャクシに少し似ており、頭部の大きな口はほぼ体全体を占めていた。

まさに典型的な食いしん坊だ。

その虫が一行の傍を通り過ぎる時、光を見ると自然と避けるように、暗い岩壁に沿って迂回していった。自分たちの足元をすり抜けていく白っぽい気持ち悪い生物の群れを見て、一同はただ天に感謝するばかりだった。危機一髪で助かったのだ。

だが、その思いが頭をよぎった瞬間、韓萧の懐中電灯が...