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1215話

「従姉一人だけだよ」楊羽はそう言いながら、再び従姉に覆い被さり唇を重ねた。二人の舌がまた絡み合う。

楊羽が従姉の部屋から出てきたときには、すでに十一時になっていた。自分の屋根裏部屋に上がりベッドに横たわると、陳蘊美からのメッセージに気づき、返信した。「男が恋しくなったの?」

「そんなことないわよ!」驚いたことに、わずか二秒で陳蘊美から返信が来た。

「もう一度聞くけど、男が恋しい?違うなら、もう寝るよ。そうなら、会いに行くけど」楊羽は率直だった。

「もう少し遠回しに言えないの?」陳蘊美は返した。

すると、楊羽は本当に返信をやめた。逆に陳蘊美の方が焦り始め、意を決して言った。「わかったわ...