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1163話

しかし、李若蘭は楊羽を見捨てたりはしなかった。

窮地に立たされて初めて真の友情が分かるものだが、李若蘭との経験はその中でも最も多かった。楊羽は少し感動し、突然、彼女に口づけし、両手で李若蘭の体を撫で始めた。燕霊がすぐ側にいて、見えなくても聞こえるし感じ取れるはずなのに、李若蘭はまったく気にしていなかった。

二人は激しく口づけを交わし、楊羽の手はどんどん大胆になり、膨らみや下の方へと伸びていった。李若蘭はこんな絶体絶命の状況で、生きて出られるかどうか分からないなら、思い切り楽しんでしまおうと思ったのか、自ら足を開き、楊羽に存分に触れさせた。

小さな泉に触れると、すでに溢れんばかりだった。

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