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1045話

警官たちは呆然と見つめていた。先頭の于警官は足がすくみ、頭上にそびえ立つ巨龍のような姿を直視したまま、恐怖で失禁してしまった。

「于警官、逃げろ！」誰かが叫んだ。

その声に、巨大なミミズは下方に目を向けた。人間を見つけると、血のような大口からよだれが滴り落ち、真下の于警官の上に降りかかった。皆が凍りついたように動けなくなり、誰かが叫び声を上げた。だが、于警官の足は鉛でも付けたかのように重く、動かなかった。

「くそっ、何だこいつは？」于警官は驚愕の表情を浮かべた。生まれて初めて見る巨大ミミズ、明らかに変異している。罵り言葉を吐くや否や、彼は躊躇なく拳銃を構え、バンバンバンと連射した。

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