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618話

「今、楚監獄長と蘇科長という二人の極上美女の間に座っている私は、瞬く間に二種類の全く異なる成熟した女性の香りに包まれてしまった。

軽く微笑みながら横目で、彼女たち二人を一瞥する。

明らかに、二人とも今夜は特別に身なりを整えてきたようだ。

楚監獄長は髪を上げて、美しい髷を頭に結っている。

それが彼女の白く細い首筋をあらわにし、元々持っている優雅な艶やかさにさらに風情を添えていた。

今夜の彼女は素朴な装いだが、それでも豊かな曲線美を隠しきれていない。私は心の中でふと思った——午前中あれほど悲しげに泣いていたのに、どうやって彼女はこんなにも澄んだ瞳を保っているのだろう？

一方の蘇科長は、...