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463話

孔静の言葉は何でもない普通のことだったが、薛強はそれを聞いて、口を尖らせ眉を吊り上げた。

「ねえ孔姉さん、最近はもう林指導のことしか目に入ってないんじゃない?」薛強はわざと声を尖らせて茶化した。「教えてあげるけど、それって気が変わりやすいってことだよ。今夜、必殺技かましちゃうぞ?信じる?」

孔姉さんの顔がピクリと強張り、薛強を一瞥して、トレイの料理をテーブルに並べた。

「あなたのその程度の腕前で必殺技だなんて。たぶん二回も動かないうちにへたばるでしょ。このラム肉とモツが台無しよ」

その言葉を聞いて、薛強は顔を引き締め、手を伸ばして孔静のふくよかな尻を一つかみした。「今夜はたっぷり満足させてやる...