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38話

「正直に言って、季部長は年齢がちょっと上なだけで、本当に美しい人だ」

私の目に映る彼女は、頬に赤みを帯び、曲線美が際立つ姿で、見れば誰でも心惹かれるだろう。

彼女が座っている姿を見ると、スカートはまだ完全に下ろされておらず、すらりとした無垢な脚が露わになっていた。私は心が揺さぶられると同時に、自制心が危うくなりかけていた。

ごくりと唾を飲み込みながら、心の中で考えた。このまま彼女の熱が冷めないうちに、もう少し誘って流れに身を任せれば、彼女の願いも叶うし、私の望みも叶うのではないか。

「えっと、季部長、あの、私は今…ちょっと…」

咳払いをしたものの、口を開くと急に言葉が詰まってしまった...