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378話

白画龙と一緒に中へ歩いていくと、彼はあちこちを見回して、豪華な内装を眺めながら私に笑いかけた。

「まあね、ここのサービスは悪くないな。仕事が済んだら、今度試してみるのもいいかもな」

白画龙のそんな言葉に、私は口を尖らせて笑った。「お前がよくそんなこと考えられるな。丹丹に知られたら生きた心地しないぞ?」

私が軽い調子で冗談を言うと、白画龙は手を振って言った。「ただ風呂に入るだけだろ。他のことするわけじゃないんだから、お前の頭、ちょっと汚れてるぞ」

「はは」私は大きく笑い声を上げた。「俺が汚いなんて言うなよ。お前が俺と知り合う前に何回来たか知らないけどな」

白画龙は鼻で笑いながら尋ねた。...