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319話

内監から出てきて、私はそのまま政務棟へと向かった。

道中で何人かの女性刑務官とすれ違ったが、彼女たちは私を見るとすぐに集まって、こそこそと話し始めた。

わかっている。まだ私の陰口を叩いているのだ。内容はほぼ同じで、私が教管科から異動させられて、第五監区で豚の世話をすることになったという話だろう。

そんな彼女たちを相手にする気はない。陰口なんて、もう慣れっこだ。

しばらく経って、私がまた何か成果を出せば、自然と黙り込んで余計なことを言わなくなるだろう。

しかし話は変わるが、私が教管科から異動させられたのは、楚監が私を陥れたのかどうか、まだ確信が持てない。

季処長は私が最近...