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189話

白画龙は少し身を沈め、手に持っていたタバコの吸い殻を弾き飛ばしてから、振り返って私を見た。

「陽兄貴、言ってた本気の話って、結局何をするつもりなんだ?」

「まだ決めてないんだよ」私はタバコの吸い殻を捨てながら言った。「今はちょっとしたアイデアがあるだけだ。ちゃんと考えがまとまったら話すよ」

「わかった」白画龙は体を起こし、片手を車に添えて笑いながら言った。「お前の言うことには何でも従うさ。全部お前の言う通りにする。でもさ、少しは金を置いていってくれよ。普段女の子と遊ぶのに、金かからないわけないだろ?」

くそ、まさか最後にこんなことを言い出すとは思わなかった。

彼を横目で見ながら、私は笑って言っ...