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795話

アパートの部屋に戻ると、ベッドの上でベランが服を脱いだ。豊かな胸が一度弾むように揺れてから静止した。ベランは脱ぎ終えると布団の中に潜り込んだ。彼女が薄い下着姿だけだと知っていて、私は我慢できなくなった。

恐る恐るベランの手を握ってみると、彼女は抵抗せず、静かに枕に頭を乗せていた。少し乱れた髪を整えてやり、そのまま彼女の頬に手を滑らせた。

ベランは静かに横たわったまま、微動だにしない。私は身を屈め、彼女の魅惑的な唇にキスをした。彼女は微笑むと、大胆に自ら顔を上げて私にキスを返してきた。ついばむように、一回、また一回と。

私の心臓が高鳴り、激しくキスを返し、舌を彼女の口の中に差し入れ、絡め合...