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705話

「もういい、下がれ!」

ベランも気取った口調で言った。

「必要ですとも!小人は衣服のお世話が得意、満足保証付きでございます。こんな行き届いたサービスを断るわけにはいきませんよね?」

私はベランの胸元を見つめながら唾を飲み込んだ。

「私が主よ、いらないと言ったらいらないの!」

「でも、いらないと言えば済むものでもないんですよ、ふふん!」言い終わるや否や、私の両手はすでに待ちきれずにベランの胸の膨らみに伸びていった。

「あっ、やめて!」

「逃げても無駄だよ!」

私は浴室の外へ逃げようともがくベランの艶やかな体を掴み、服のまま湯に沈めた。

「もう、服が濡れちゃったじゃない」

ベランは普通の口調に戻り...