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677話

「わぁ、暑い日の冷たいシャワーって本当に最高だね!」私は嬉しそうに言った。

「得意になってるけど、あなただけ気持ちいいだけでしょ!私の服、びしょ濡れになっちゃったじゃない」

ベランは自分の服を指さしながら可愛らしく不満を漏らした。

「そんなの大したことないよ。いっそのこと、君も入って一緒に浴びればいいじゃないか!」

私は浴槽の中で両足を伸ばし、より心地よさを味わおうとした。

「やだ、この後買い物に行くんでしょ?帰ってきてからでも入れるわ」

ベランは首を振った。

「すごく気持ちいいよ、本当に試してみないの?」

私が尋ねても、ベランはやはり首を振り、入らないと意思表示した。

「は...