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636話

その瞬間、ベランは気づけば自らの豊満で弾力のある双峰に手を置き、そっと撫でていた。彼女の儚げな美しい顔には、陶酔の表情が浮かび、鼻から漏れる夢幻のような嬌声は、聞く者の血を沸き立たせるほどだった。

ベランがこちらで既に落ち着きを失っている一方で、パソコンの前の私も、もはや止められないところまで来ていた。

だが残念なことに、何かが足りないような気がしていた。私の興奮は臨界点に達しているようで、それでもあと少しの刺激が足りず、夢見ていた快楽の極楽世界に到達できずにいた。

長い沈黙の後、ベランは黙ってパソコンの電源を切り、立ち上がった。歩き始めると、彼女は両脚の間に冷たさを感じた。私とのチャッ...